資格と資格試験

資格を取りたい!

◆資格を取るための学校

資格を取得したい!と思い立ったとき、どこでどのように学べばよいかご存知ですか?
一つは資格取得の専門学校に通うこと。
そしてもう一つが通信教育やeラーニングなどでの独学です。
もちろん独学には書店で参考賞などを仕入れる方法もありますが、難関といわれるような資格取得の際にはお薦めできない方法です。
専門学校に通うには学費の問題と、受講スケジュールをあなたの方で合わせなくてはいけない問題があります。
通信教育であれば勉学のためのモチベーションを続けることができるかが問題になります。
費用的な余裕があるなら通学を、モチベーションの維持に自信があるなら通信講座を、あなたの性格や環境に合わせて選ぶのが最善と思います。

◆ビジネス系の資格試験

ビジネスマンに欠かせない資格にはどういったものがあるでしょう?
一般的に、ビジネスマンのスキルの証明として簿記、パソコン、語学力(英語)が挙げられます。
特に最近ではPC(パソコン)スキルも必須技能といわれるようになっています。
簿記は日商簿記検定2級以上の資格が就職や転職に有利といわれています。
経理部署に限らず営業職や経営に携わる方には修得しておくべき資格でしょう。
パソコンスキルは事務系の職種ならExcelやWordでしょう。企画部署であればPowerPointなどオフィス製品などです。
またパソコンに関する総合的な知識や能力を問われるパソコン検定(P検)はビジネス系資格として人気です。
現在は事務系や企画系に関わらず営業部署等でも人気の資格となっています。
語学、特に英語スキルはいつの時代も重宝がられます。
TOEICスコアが700程度あれば、どの企業でも引っ張りだこといわれます。
特に外資系企業との窓口のある企業には必須の技能でしょう。
自分の進みたい道と、企業が求めるスキルを考え合わせて、目的にあった資格を取得したいものです。

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人気の資格

資格といっても、合格率2パーセント程度の難易度の高い国家資格から、取ってもほとんど役に立たないと言われる趣味的な民間資格まで、多種多様です。人気のある資格にはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、「その資格を取得したら、独立開業が可能」であり、しかも、高収入が期待できるもの。
医師などの「医療系」をはじめ、弁護士、弁理士、司法書士、行政書士、税理士、公認会計士等々の「法律系」がそれに当たると言えるでしょう。
しかし、当然ながら、志望者も多く、特に法律系は、いずれも超難関となっています。
また、独立開業とまではいかなくとも、取得していれば「就職に有利」な資格も高い人気を誇っています。
就職に有利かどうかは、志望する仕事の分野によって異なってくるため、一概には言えません。
例として、IT関連の人気資格なら、システムアナリスト、シスアド、プロジェクトマネージャ。法的な資格ではありませんが、PMPも、社会からの評価は高いものの一つです。
英語が必須の外資系なら、TOEICでのハイスコア。事務職なら、日商簿記検定やパソコン検定、マイクロソフトオフィススペシャリスト(旧MOUS試験)などでしょう。
分野別にみると、近年は、高齢化社会によるニーズの高まりにより、福祉系も人気分野の一つ。
また、医療関係の分野も、社会的信頼の厚い国家資格であるものが多く、安定した人気があります。
やみくもに資格を取得する「資格マニア」も存在しますが、まずは、就職に活かす場合は、自分の進みたい分野と職業にしっかり狙いを定めて、その分野での社会的評価が高い資格を選ぶと良いでしょう。

医療関係資格

●医療関係の資格試験

医療系の資格試験は、人気が高い分野のため、多くの人が受験します。
医療系の資格試験にはどんなものがあるのでしょうか?
医師、薬剤師、保健師、看護師、救急救命士、歯科衛生士などは、スタンダードな医療系の国家資格です。
他にも、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師等々と、資格の種類は多岐に渡ります。
栄養士については、資格試験がなく、指定された学校を卒業すると、自動的に免許が与えられますが、医療系の主な資格は概ね、国家試験を受験する必要のあるものが多くなっています。
そのため、まずは、国が指定した養成機関に入学することが、受験資格を得る早道となっていると言えるでしょう。
養成機関には、大学や短大、専門学校等などがあります。学科によっては、入学試験がかなりの高倍率になるところもあります。

●医療系の資格試験について

医療系の資格試験は、医師、薬剤師、保健師、看護師、救急救命士、歯科衛生士など、おおむね、国家試験であるものが多くなっています。
国が指定した養成機関(大学・短大・専門学校等の専門学科)を卒業すると受験資格を得ることができるというものが多いため、養成機関の入学試験の倍率は高い傾向があります。
医療系の資格試験の合格率自体は、看護師、歯科衛生士、理学療法士、助産士等々は90パーセント前後。
養成学校さえ卒業すれば、資格試験自体は、比較的合格しやすいとも言えるでしょう。
福祉に対する社会的関心の高まりや、高齢化社会に伴うニーズの増加などで、医療系の資格は、今後も人気が継続するものと思われます。

福祉関係の資格試験

 福祉関係の資格は、近年、人気が高まってきています。高齢化社会にともない、求人状況が安定していること、やりがいのある仕事であることなどが理由の一つでしょう。
主な資格には、社会福祉士、介護福祉士、精神保健福祉士などがあり、この3つはいずれも国家資格です。
社会福祉士の国家試験の受験資格は、福祉系の大学で指定された科目を修めるか、実務経験を積んだうえで養成機関を卒業すると得ることができます。
介護福祉士については、指定された養成施設を卒業すると、無試験で資格を得ることができます。
福祉関係の職業と言っても、介護職員や指導員、作業員、事務員などは、必ずしも資格取得の必要はありませんが、就職の際は、資格を取得している方が有利と言えるでしょう。
その他の福祉関係の資格には、介護支援専門員(ケアマネージャー)、介護アテンドサービス士、福祉住環境コーディネーター、介護食士、痴呆ケア専門士等、民間・公的資格含めて、さまざまなものがあります。
中でも、ホームヘルパーは、養成学校や講習会で過程を修めると取得できる、公的資格の一種です。試験はありません。比較的手軽に取得でき、ニーズも高いため、人気は高まってきています。

他にもあるよ、人気の資格

●保育士の資格とは?

保育士の資格は、2003年に国家資格になりました。
以前は「保母」と呼ばれていた仕事ですが、男性の志望者も増えてきたことから、「保育士」という名称に改められました。
主に保育所や児童福祉施設で、子供たちの保育をすることが、保育士の仕事です。
保育士の資格は、指定された養成学校を卒業するか、都道府県が行う保育士の試験に合格しなければいけません。
試験の合格率は、1割程度。大学や短大等の養成学校に通うよりも学費は安くすみますが、なかなか根気のいる道とも言えます。
また、幼保一元化により、平成17年度から、幼稚園と保育園を合わせた、新たな総合施設ができます。
よく混同されがちですが、保育園の先生やベビーシッターになるには、保育士の資格が必要です。
しかし、幼稚園の先生になるには、保育士の資格ではダメで、幼稚園教諭二種免許状が必要になります。
そして、新たな総合施設の先生になるためには、その両方の免許・資格が必要なのです。
卒業と同時に両方が取得できる養成学校もありますので、検討してみると良いでしょう。

●パソコン関係の資格

パソコン関係の資格は、近年の人気の高まりもあり、さまざまな新しいものも誕生しています。
伝統的なパソコン資格としては、パソコン検定試験。通称P検と呼ばれ、総合的なパソコンに関する能力を測るものです。
また、日本語文書処理技能検定(ワープロ技能検定)も古くからあるスタンダードなものの一つです。
一方、比較的新しいパソコン関係の資格試験で、最近人気のものに、ベンダー(販売店、ソフトの売り手)が認定する資格試験があります。
Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)や、Microsoft Certified Professional(MCP資格制度)がそれに当たり、事務作業にお
ける即戦力を求める企業からの評価やニーズも高まっています。
情報処理関係の資格では、国家資格であるシスアド(システムアドミニストレータ)、システムアナリスト、基本情報技術者、プロジェクトマネージャ等々が有名どころです。
これらの中には、合格率が低く難関となっているものも多くあります。
また、社会的ニーズに伴い、最近では、情報セキュリティアドミニストレータ等の、パソコンのセキュリティ関係の資格にも人気が集まっています。
J検(情報処理活用能力検定)は、公的資格ですが、文部科学省認定のメジャーな資格の一つです。国家資格に比べて合格率は比較的高いので、受験しやすい資格とも言えます。
「パソコン関係の資格」とひとことで言っても、パソコンのソフトをいかにうまく繰れるかといったものから、プログラマー的な資格まで、それこそピンからキリまであります。
就きたい職業や極めたい分野を選定して、目的にあった資格を取得することが大切です。

●不動産関係の資格試験

不動産関係の資格試験には、どんなものがあるのでしょうか?
まず、独立開業できる国家資格としては、建築士、不動産鑑定士、宅地建物取引主任者(宅建)、土地家屋調査士などがあります。
マンション管理士や管理業務主任者、土地改良換地士、測量士なども、不動産関係の国家試験の一つです。公的資格としては、ビル経営管理士などもあります。
星の数ほどある資格の中でも、不動産鑑定士の試験の難易度は高く、難関の司法試験や公認会計士試験と並んで「三大国家試験」と評されています。
不動産業界は、その時代の景気や政治・経済の流れで、大きく変わる業界だからこそ、国から職業的な地位を保障されている国家資格や、社会的な信用度の高い資格は、取っておくと良いでしょう。
不動産関係の仕事に就くなら絶対に取っておきたい宅建の資格試験は、合格率は20パーセント前後。
若いうちにチャレンジして、取得しておきたいものです。

●語学関係の資格試験について

語学関係の中でも、英語の資格試験等で有名なものには3つあります。
まず、TOEIC(トーイック)。
これは、資格試験ではなく、英語によるコミュニケーション能力を測るテストです。合否ではなく、語学力がスコアで評価されます。
多くの企業や官公庁等で、昇進・昇格・人事面等において利用されており、700程度のスコアがあると、就職等にも有利だと言われています。
語学資格で有名なものとして、次に挙げられるのが英検(実用英語技能検定試験)です。
これは、名前のとおり、実用英語のスキルを判定する試験で、1級から5級まであります。社会的に評価されるのは、2級以上でしょう。
もう一つの有名な語学試験がTOEFL(トーフル)です。
これは、英語が母国語でない人が、海外留学して学ぶ際に、現地での英語の授業を受けられるだけの語学力があるかどうかを判定するテストです。これも、TOEIC同様、資格試験ではないので、合否ではなくスコアで評価されます。留学生として入学許可される目安としては、210点程度だと言われています。
語学の中でも英語の資格は、外資系企業のみならず、幅広い分野の職場で評価される資格です。
興味のある方は、キャリアップ、スキルアップのためにも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。